2020.11 とくよう通信(教育訓練)

「教育訓練 吐物処理法について」

 

 新型コロナウィルスに加えてインフルエンザやノロウィルス感染症にも十分に注意しなければいけない為、感染対策には今まで以上に十分に取り組んでいく必要があります。その一環として、11月17日に感染対策委員会が講師となり、感染症が疑われる際の吐物処理についての勉強会を開催致しました。

 あらかじめ各ユニットに常備している感染対策セットを実際に使い、感染が疑われる吐物の処理について実践しました。ガウンやキャップなどの着脱の順番や清潔と不潔の区別など、実際に体験してみると手順がわからなくなり動きが止まってしまう場面が何度か見られました。これからも定期的に実践形式の勉強会を繰り返し、いざという時に備えていきたいと思います。

「褥瘡勉強会」

 

三沢老人ホームでは、11月18日に三沢市立病院・在宅ケアセンターの皮膚、排泄認定看護師である杉山妙子様を講師としてお招きし、今年の8月に「皮膚と排泄のあれこれ」というテーマで行なった勉強会の続きとして、「褥瘡について」というテーマで勉強会を開催致しました。

褥瘡とは何か、褥瘡が発生しやすい体の場所は、発生要因は、という話から、リスク評価とそれに合ったマットレスの選定。座っているとき、寝ているときの姿勢による体圧分散について学びました。

また、栄養と褥瘡の深い関係、褥瘡の治療法として薬剤の種類などについても講義を受け、とても興味深い内容でした。

座学のあとは実践として、実際にお客様の休まれている姿勢や座っている姿勢を見て、褥瘡の発生しにくい体勢について全員で確認しながらポジショニングの改善を行いました。

 8月と11月の2回に渡り、認定看護師の専門的な講義を学ばせて頂き貴重な時間となりました。今回の講義をお客様への支援に反映し良質なケアを提供していけるよう、施設内での研鑽を繰り返していきたいと思います。

 

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